ランボの「ウルス」や「アヴェンタドール」って何が由来なの？答えは「闘牛」

ランボルギーニの起源

ランボルギーニは元来、農作業に使われるトラクターを作る会社であった。自社のビジネスで成功し、巨万の富を得てフェラーリを購入する。当時のフェラーリはミッションに欠陥が多く、そこで彼は自分でそのミッションを治すことを思いついた。その際に当時フェラーリにはSOHCしか採用されていなかったところを、DOHCにチューニングしたりするところが、ランボルギーニの始まりだ。

現行モデルは３つ

「アヴェンタドール」「ウラカン」「ウルス」が通常で、それ以外にもワンオフモデルが存在する。それぞれの外見の特徴を一言で言えば、ガルウィングのアヴェンタドール、横開きドアのウラカン、　SUVのウルスであろう。

アヴェンタドール Aventador

S、SVJ、S Roadster、SVJ Roadsterの４モデルがある。1993年頃にスペインのサラゴサ闘牛場で活躍した雄牛に由来する。6.5LのV型12気筒の自然吸気エンジンである。740馬力を発揮し、0-100加速は2.9秒で最高速度は350km/h overである。

ウラカン Huracán

EVO、EVO RWD、EVO SPYDER、EVO RWD SPYDERの同じく４モデルが用意されている。1879年にスペインのバレンシア州アリカンテで開催された試合で活躍した闘牛から名付けられた。排気量5.2Lの強力なV型10気筒自然吸気エンジンを搭載する。640馬力で、0-100加速は同じく2.9秒であるが、最高速は325km/hである。

ウルス Urus

普通の「ウルス」とパールペイントが特徴な「Urus Pearl capsule」の２モデルから成る。ウルスは英語でいうところのオーロックス。家畜牛の先祖にあたる野生牛を指し、グレート・マザー的な存在なのだ。面白いのがランボ初のターボエンジン搭載で、4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。650馬力を発生し、0-100加速は3.6秒、最高速度は305km/hだ。先程のアヴェンタやウラカンが1.5tそこらだったのに対し、ウルスは2.2tほどであるからとても重くなり、ランボらしくない普通のSUVになっているようだ。現に試乗しても乗り心地が良く、普通のスポーツSUVという感じらしい。

MAMORU SARAYA

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