カーカタログの疑問②ーギア比・減速比で回転数とスピードを計算してみる

ギア比・減速比はてこの原理で理解する

エンジンのピストン運動はクランクシャフトに伝わり、回転運動となって「ギア」→「デフ」→「タイヤ」に伝わり車が動きます。具体的な構造を見てもイメージが湧かないので、てこの原理を例に用いると分かると思います。

(左)ギア比、(右)最終減速比

CL600で例えますね。2速の時のギア比は2.1862で、最終減速比は2.82です。上図のようなシーソーで、支点から遠い点で押すと、重い相手を持ち上げ安くなりますね。それをギアとデフの2段階で行なっているわけです。従ってエンジンが伝えるトルクとデフに伝わるトルクの間には、「2.1862×2.82=6.165084」という風にシーソーでいう支点からの距離の関係が成り立ちます。このギア比と最終減速比を掛け合わせたものを総合減速比といいます。すると実際の速度(km/h)次の式で求められます。

$$速度(km/h)=\frac{周長(km)×エンジン回転数(rph)}{ギア比×最終減速比}$$ $$速度(km/h)=\frac{周長(mm)}{10^6}×\frac{エンジン回転数(rpm)×60}{総合減速比}$$

2つの式を書きましたが、実際に代入するときは2本目の式を使った方がやりやすいでしょう。タイヤ周長は「〇〇/△△R⬜︎⬜︎ タイヤ周長」とかGoogleで検索したらわかると思うので、あとは回転数を入れれば速度が分かりますね。単位には気をつけてくださいね。(rpm=rotaion per minute)